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今年の裸婦デッサン

毎年、年に一回、県外まで裸婦デッサン会に行きます。

毎回、必ず感じることなのですが、
モデルとしての自覚がある方を描くのは楽しい!
もちろん、下書き→色塗り までできて、
絵を完成させることができるんです。
これは、日頃、描いている途中でモデルがどっかへ行ってしまうストレスを
どれだけ感じているかの裏返しです。
さすがプロのモデルさん、ピクリともしません。
身体を少しねじった難しいポーズなのに、休憩後の再現性も抜群。
これは、なかなかできることではありません。
心から感謝です。

課題は、筆の遅さ。
遅いです。ノロい。絶望的にノロい。
色を乗せる時間が無くて、じっくりと色を考えることができません。
とりあえず暗い色、暗い色と、パレットもろくに見ずにバタバタ仕上げます。
最近、絵を描くことに感謝の気持ちが持てないようになっているように思います。
もっと初心を思い出して修行しなきゃ、死ぬほどデッサンするぞと、
終わってから一週間ぐらいは感じているのですが。
今年の裸婦デッサン_b0238135_15155094.jpg
P20 透明水彩 アルシュ300g
今回、縦に描くか、横に描くか、最初、かなり悩みました。
P20という細長いサイズなので、
大きく描こうとすると、どうしても、ひじと足の先が切れてしまいます。
どうせなら、横にして、描いている方々も一緒に納めて・・・と一瞬考えたのですが、
あかん、あかん、絶対に時間足らんわと気づき、縦にしました。
危なかったです。もっと悲劇的になるところでした。

# by kulakula2011 | 2023-09-12 20:38 | 人物

第110回日本水彩展

3年振りに上野に行って来ました。皆さんの力作に触れてエネルギーを頂きました。
それから、何と、会友に推挙して頂きました。
こうゆうことには慣れていないので、本当に驚きました。あまり、自分のことと思っていなかったのですが、入選通知と一緒に送られてくるのだと何となく思い込んでいたので。
推薦して頂いた方々、会を運営して下さっている方々、私に絵を描く時間を与えてくれている家族、とにかく皆さま全員に感謝です。
第110回日本水彩展_b0238135_18292904.jpg
今年度の作品です。「春風はるかぜ」
帰りの飛行機の中で、ふと思ったことがありました。
会友になる→絵のサイズが大きくなる→この間買ったばかりのアルシュのロールは使えない?
大変だぁ。またロール紙を買わんとあかん。
またウォーターフォードに逆戻りです。

# by kulakula2011 | 2023-06-30 18:15 | 人物

第110回 日本水彩展に向けて

 先週、絵を梱包して送りました。今年は、いつもよりバタバタと忙しくて、結局、資料写真を撮影したのが、3/15。下書きを始めたのが、3/20。絵の具を置き始めたのが、3/25。絵のイメージは、しっかりと決まっていたので焦ることはなかったのですが、何せ週末にしか描けない上に、この時期は庭木の剪定や、農作業が忙しくギリギリでした。私は剪定大好き人間で、親戚から「松切って。」と頼まれたりするのですが、今年は自宅の剪定も時間が無くて、まだ終わっていません。
 さて、描き終えた後のパレット。
第110回 日本水彩展に向けて_b0238135_13233547.jpg
途中で、一度補充したのに完全に空になった区画があります。やっぱり50号サイズを描くとみるみるうちに絵の具が減ります。6号を10枚描いてもあまり減らないのに。
 パレットは、二枚とも使っています。いずれ一枚にするつもりなので同じ色が入ってたりするのですが、滅多に使わないけどピンポイントで欲しい色があったりして、30色に限定するのは難しいです。いっそのこと、明るい色パレットと、暗い色パレットに分けようかと思ったりします。
 今年は、2年振りに東京に行きます。皆さんの絵を拝見できるのが本当に楽しみ。関西展では、「いつもあんたの絵を見ている」と声をかけて下さる方がいたりして、本当にエネルギーを戴いています。

# by kulakula2011 | 2023-05-30 08:26 | 人物

久しぶりの陶芸

私は、1年に1度ぐらいの割合で、思い出したように陶芸作品を作ります。
自分の電動ろくろを持っているので、作ろうと思えばいつでもできるのですが、作るのはたいてい「こんな~を作って。」というリクエストがあった時です。
一度ろくろに向かえば、20個ぐらいは作るのですが、今回、一番気に入ったのはこれ。
久しぶりの陶芸_b0238135_15530118.jpg
コーヒーカップ 信楽白土 高さ10cm 取っ手を除く口径7cm
久しぶりの陶芸_b0238135_15560074.jpg
高台部分。おしりがかわいいのでお気に入り。←自画自賛

まだ、素焼き前なので(笑)こんなところにアップする代物ではないのですが、完成時にアップしないことも多いので忘れないうちに。笑
私の作る器は底が平らではなく、ちょうどフラスコのように丸みを帯びているので、中の液体が器の底で気持ちよくぐるぐる回ります。あと、飲み口付近がやや狭いので飲む時に香りを強く感じながら飲むことになります。
高台部分が5つに分かれているのは、おしりの丸みを外からも感じてもらうため。
熱いコーヒーをゆっくりと回しながら楽しんでいただけたらと思いながら作りました。

「本焼き」が終わって窯出しをしました。
久しぶりの陶芸_b0238135_15231312.jpg
           コーヒーカップ 「ライン」 信楽白土 呉須絵付け

めちゃめちゃ急いだので肝心の絵付けが雑で汚いのですが(笑)、「ライン」と名付けました。一本の線が器の周りをぐるぐると回っています。まさに手書きならではの非常に面倒な絵付けです。私が作る陶芸作品は基本的にすべて「一点モノ」で、じっくりと時間をかけて作ります。アマチュアの強みですね。まっ、売ろうと思っても売れないと思いますが。爆
          下から見える景色がお気に入り。↓↓
久しぶりの陶芸_b0238135_15275631.jpg
この角度、この丸いおしりがかわいいですよね。←無理矢理   
使う予定の方は右利きなので、ちょうどコーヒーを飲み終える直前にこの景色が(相手側から)見られるのですが、う~ん、本当~にかわいくて良い。笑

もう1点、少し大きめの皿もアップしておきます。
久しぶりの陶芸_b0238135_15434001.jpg
          大皿 「琵琶」 信楽白土 呉須絵付け  直径26cn
自宅にビワの木があって、琵琶の絵も水彩で何度か描いたことがあるので気楽に描けました。
今回使用した窯のサイズの関係で、これが最大の作品となります。
さて、次に陶芸をするのはいつになるかな~。  



# by kulakula2011 | 2022-08-23 18:44 | 陶芸

裸婦デッサン

ここ5年ほど恒例になっている裸婦デッサンに行ってきました。
私がモデルさんを前に絵を描くのは、1年間で、この機会だけ。
あとのモデルは、本人にモデルとしての自覚が全くないか、あるいは気がついていないかのどちらかです。爆

同じ会場で着衣デッサンもできるので、最初はそちらに参加したのですが、その時の衣装がフラメンコ衣装で、無数のヒラヒラが胸元から足先近くまであって、見事に自爆。笑 
その時の心の傷がトラウマになっていて(笑)、それ以来、ずっとヌードデッサンの方に参加しています。
プロのモデルさんは、本当にすごいです。何せ微動だにせず、じっと描かせていただけるわけですから、こんな幸せなことはありません。
裸婦デッサン_b0238135_11292359.jpg
    サイズ P20(72×53cm)  透明水彩 アルシュ 300g

今回は、片足に体重が乗った立ちポーズ。片方の肩が上がっていて、傍から見るとわかりにくいけど微妙に大変なポーズでした。モデルさんに感謝。
私は、元来、立ちポーズが苦手で、「君子危うきに近寄らず」状態だったのですが、このデッサン会に参加するようになってから徐々に苦手意識がなくなりつつあります。
割と満足しているのですが、終わってからの反省としては明暗のバランスが悪いので、モチーフを大きく見る練習が必要だと痛感。
コントラストの強いところ(モデルさんの左手など)は、わかりやすいので強い色が置けるのですが、弱いところ(右足など)は色が弱くなってしまうんですね。まっ、時間の制限がある場合は、仕方ないかな~。

# by kulakula2011 | 2022-07-25 19:06 | 人物


たま駅長で有名な小さなローカル線、和歌山電鉄貴志川線に乗ってスケッチに出かけます。和歌山の片田舎から発信する透明水彩と陶芸です。


by kulakula2011

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